The WebAIM Million (100万のホームページに対するアクセシビリティ自動検証) : 2022年の調査
米国の非営利団体 WebAIM が実施した、「The WebAIM Million」という調査があります。メジャーどころの100万ウェブサイトを採り上げ、ウェブアクセシビリティ検証ツール「WAVE」のエンジンを用いて自動検証を行ない、定量的に傾向を分析する、というものです。2022年2月に第4回の調査が実施されたので、その結果を抜粋します。
米国の非営利団体 WebAIM が実施した、「The WebAIM Million」という調査があります。メジャーどころの100万ウェブサイトを採り上げ、ウェブアクセシビリティ検証ツール「WAVE」のエンジンを用いて自動検証を行ない、定量的に傾向を分析する、というものです。2022年2月に第4回の調査が実施されたので、その結果を抜粋します。
アクセシビリティオーバーレイは、ウェブアクセシビリティの担保に必ずしも有効とは言えないばかりか、障害を抱えたユーザーに対する差別を永続化させてしまったり、アクセシビリティを後付け対応ととらえるマインドを醸成してしまったり、といった負の可能性を含んでいます。訴訟リスク回避のためのオーバーレイ導入はあくまでも一時的なものとし、並行して根本的なアクセシビリティ改善を着実に推進してゆきたいものです。
ウェブコンテンツのデザインにおいては、グレースケール表示でも、情報が十分に識別できる必要があります。この要件を満たしているかを検証するツールとして、おそらくもっとも手軽なもののひとつは、パソコンの OS 設定で画面全体をグレースケール表示させることでしょう。
2021年5月20日に開催された「GAAD Japan 2021」に登壇させていただき、『あなたのウェブサイトのアクセシビリティ、一括自動テストしてみませんか? (Puppeteer で「axe」を実行するお手軽スクリプトのご紹介)』というテーマでお話をしました。
米国の非営利団体 WebAIM が実施した、「The WebAIM Million」という調査があります。メジャーどころの100万ウェブサイトを採り上げ、ウェブアクセシビリティ検証ツール「WAVE」のエンジンを用いて自動検証を行ない、定量的に傾向を分析する、というものです。2021年2月に第3回の調査が実施されたので、その結果を抜粋します。
Deque Systems, Inc. が開発、公開しているウェブアクセシビリティ検証ツール「axe」のコアエンジン「axe-core」を利用して、ウェブサイトのアクセシビリティ自動テストを実行するためのスクリプトを作りました。ウェブサイト全体 (数百ページ規模) を対象に、一括処理でアクセシビリティを検証し、その結果を、日本語でスプレッドシート (.csv ファイル) に出力することができます。
2021年1月21日に開催された「アクセシビリティ Tips LT会」に登壇させていただき、「アクセシビリティを高める micro IA」というテーマでお話をしました。
ページ内の特定のセクション (ページ内アンカー) に遷移するリンクについて、以前はキーボード操作でのアクセシビリティ (フォーカス制御) に問題がありましたが、現在は、主だったブラウザでひととおり解消されていることが確認できました。
情報を、見つけやすく、理解しやすくする設計技術である情報アーキテクチャ (IA) はウェブデザインの要ですが、ことウェブにおいては、同内容の情報であっても、ユーザーの多様なコンテキストに応じてコミュニケートのしかたを柔軟に変えることが可能です。こうしたウェブの特性を踏まえると、IA はアクセシビリティと密接に関係があると言えます。
米国の非営利団体 WebAIM が開発しているウェブアクセシビリティ検証ツール「WAVE」がマイナーアップデートされました。主な改善点をご紹介します。