Accessible & Usable

ウェブをはじめとするデジタルコンテンツの、アクセシビリティ、ユーザビリティ、情報設計 (IA) に関する話題をマイペースに発信。世の中のサイトやアプリがあまねく、インクルーシブで使いやすいものになることを願って。

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Accessible & Usable では、ウェブサイトやアプリケーションのアクセシビリティ向上を支援させていただきたく、お仕事のご依頼、ご相談を承っております。詳しくは「お仕事のご依頼・ご相談」をご覧ください。

新着記事

ダウンイベントによるタップ操作の実行

X (旧 Twitter) の iPhone アプリでタイムラインをスクロールしていると、唐突に無関係なウェブページが開いてタイムラインの閲覧が阻害されることがあります。タイムライン上の広告ポストにたまたま指が触れただけで、特にそれをタップしよういう意図がないにもかかわらずリンクが実行されてしまうという挙動です。

フォーカスインジケーターを敢えて :focus で実装する

WCAG の達成基準を満たすのであればフォーカスインジケーターは CSS の :focus-visible 擬似クラスによる実装で十分ですが、より多様なユーザー体験を考慮に入れると、:focus 擬似クラスによる実装がベストと言えます。WCAG を超えたユーザー体験 (Beyond WCAG) を目指すなら、こうした実装も意義のあるデザイン判断になるかと思います。

ウェブコンテンツを視線 (または頭や顔の動き) で操作する

ウェブコンテンツは、ユーザーの視線、または頭や顔の動きを用いて操作することができます。障害などで手を用いた操作 (マウス、タッチ、キーボード操作) が困難な状況において、有用なコントロール手段となります。この記事では、ウェブコンテンツの視線 (または頭や顔の動き) による操作を体験いただける、macOS、iOS の標準機能をご紹介します。

ウェブコンテンツを音声で操作する

ウェブコンテンツは、ユーザーの音声 (発話) を用いて操作することができます。障害などで手を用いた操作 (マウス、タッチ、キーボード操作) が困難な状況において、有用なコントロール手段となります。この記事では、ウェブコンテンツの音声による操作を体験いただける、各 OS の標準機能をご紹介します。

WCAG 3.0 (W3C Working Draft 2025年9月4日版)

W3C にて策定作業が行われている WCAG 3.0 (W3C Accessibility Guidelines) の Working Draft が、2025年9月8日付で更新されました。この記事では、改めて WCAG 3.0 の概略をおさらいしつつ、今回の Working Draft の変更点、ならびに現時点でのガイドライン項目 (暫定) を俯瞰してみたいと思います。

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