WCAG 2.2 の新達成基準「ターゲットのサイズ (最低限)」
WCAG 2.2 では、達成基準 2.5.8「ターゲットのサイズ (最低限)」が新たに追加されています。従来からある達成基準 2.5.5 がタッチインターフェースを想定したサイズ要件であるのに対し、この達成基準 2.5.8 はウェブの利用環境の多様性を考慮に入れる形で、マウスやペンなどを用いた操作も含め、バランスを取ったサイズ要件になっています。
ウェブをはじめとするデジタルコンテンツの、アクセシビリティ、ユーザビリティ、情報設計 (IA) に関する話題をマイペースに発信。世の中のサイトやアプリがあまねく、インクルーシブで使いやすいものになることを願って。
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WCAG 2.2 では、達成基準 2.5.8「ターゲットのサイズ (最低限)」が新たに追加されています。従来からある達成基準 2.5.5 がタッチインターフェースを想定したサイズ要件であるのに対し、この達成基準 2.5.8 はウェブの利用環境の多様性を考慮に入れる形で、マウスやペンなどを用いた操作も含め、バランスを取ったサイズ要件になっています。
「ダークパターン – 人を欺くデザインの手口と対策」を読みました。ダークパターンの現状、撲滅に向けての動き (主に欧州および米国における法規制)、今後の課題、がコンパクトにまとめられており、ウェブサイトやアプリケーションの UX 向上に携わる方にはぜひお手にとっていただきたい本です。
iOS の VoiceOver では、読み上げのフォーカスを画像に当てると、「画像には何が含まれているか」を自動的に補足して読み上げさせることができます (同様の機能は macOS や Android にもあります)。ただし、画像の代替テキストが空になっている場合、この機能が使えないことに注意が必要です。
AI による画像解析が可能になり、もはやウェブコンテンツの画像には代替テキストを書かなくてもよいのでは、という印象をお持ちかもしれません。しかし、画像の存在を認知できることがより重要となり、その手がかりとして、適切に代替テキストを記述することがむしろ求められると考えます。
ウェブコンテンツをダークモードに対応させる場合、単にデバイス (OS) の設定に連動させるだけでなく、ユーザーの任意で都度、モード (テーマ) を切り替えやすくしておくと、なおよさそうです。この記事では、ウェブコンテンツのダークモード / ライトモードを任意で切り替えるユーザーインターフェースについて検討してみたいと思います。
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