Accessible & Usable

ウェブをはじめとするデジタルコンテンツの、アクセシビリティ、ユーザビリティ、情報設計 (IA) に関する話題をマイペースに発信。世の中のサイトやアプリがあまねく、インクルーシブで使いやすいものになることを願って。

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Accessible & Usable では、ウェブサイトやアプリケーションのアクセシビリティ向上を支援させていただきたく、お仕事のご依頼、ご相談を承っております。詳しくは「お仕事のご依頼・ご相談」をご覧ください。

新着記事

日本における支援技術の利用状況 (2024年6月〜7月実施の JBICT.Net 調査)

日本国内の視覚障害者の ICT 利用環境向上を目的に活動している日本視覚障害者 ICT ネットワーク (JBICT.Net) が、恒例の「支援技術利用状況調査」(第4回) を実施し、その調査結果の報告書を公開しています。

The WebAIM Million (100万のホームページに対するアクセシビリティ自動検証) : 2025年の調査

米国の非営利団体 WebAIM が実施した「The WebAIM Million」という調査があります。メジャーどころの100万ウェブサイトを採り上げ、各サイトのホームページに対してウェブアクセシビリティ検証ツール「WAVE」のエンジンを用いて自動検証を行ない、定量的に傾向を分析するというものです。2025年2月に第7回の調査が実施されたので、その結果を抜粋します。

「ターゲットのサイズ (最低限)」に抵触しやすい箇所

WCAG 2.2 で新たに追加された達成基準 2.5.8「ターゲットのサイズ (最低限)」について、私自身、実際にウェブアクセシビリティ診断をさせていただく中で、これに抵触しやすい箇所はパターンとしていくつかあると感じています。

WCAG 2.2 の新達成基準「隠されないフォーカス」

WCAG 2.2 では、「隠されないフォーカス」という達成基準が新たに追加されています。この達成基準は、キーボード操作によってフォーカスを受け取ることができる UI コンポーネントにフォーカスが当たったとき、「フォーカスが当たっている」ことが (スティッキーヘッダーや Cookie バナー、オーバーレイ広告、通知などによって) 隠されることなく視認できることを求めています。

持続的なウェブアクセシビリティ検証の運用 (自動テストと手動テストのバランスの取りかた)

ウェブアクセシビリティの検証には、自動テストと、人間による手動テストの、ふたつの手法があります。ウェブサイトやアプリケーションを運用する組織において、アクセシビリティ検証を効率的、効果的、そして持続的に行なうには、自動テストと手動テストを、バランスよく組み合わせたいものです。

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