記事カテゴリー : アクセシビリティ
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「ユーザーとの向き合いかた」を深化させるアクセシビリティ (iCARE Dev Meetup #33)

2022年5月18日に開催された「iCARE Dev Meetup #33」に登壇させていただき、『「ユーザーとの向き合いかた」を深化させるアクセシビリティ』というテーマでお話をしました。

Twitter の「ALT」バッジ

2022年4月8日付で、Twitter は「ALT」バッジをグローバルにリリースしました。晴眼者に向けて画像に代替テキストを付けることを啓蒙、促進する意味合いがあるのだろうと思いますが、実際には「ALT」バッジが表示されたことによってかえって、本来の代替テキストとは違う意図のテキストが入れられてしまうケースが見られるようになっています。

The WebAIM Million (100万のホームページに対するアクセシビリティ自動検証) : 2022年の調査

米国の非営利団体 WebAIM が実施した、「The WebAIM Million」という調査があります。メジャーどころの100万ウェブサイトを採り上げ、ウェブアクセシビリティ検証ツール「WAVE」のエンジンを用いて自動検証を行ない、定量的に傾向を分析する、というものです。2022年2月に第4回の調査が実施されたので、その結果を抜粋します。

axe-con 2022

Deque Systems, Inc. が主催する、デジタル領域のアクセシビリティをテーマにした「axe-con」というカンファレンスがあります。完全オンライン形式で、無料で参加登録できる (アーカイブも視聴可能) ということもあり、日本にいながらでも気軽に参加することができます。今回、いくつか興味深いセッションをアーカイブで視聴しましたので、備忘録として、書き残しておきたいと思います。

一貫性のあるフォーカスインジケーター

キーボードを用いてウェブを利用する人や、ロービジョンのユーザーにとって、フォーカスインジケーターが視認しやすいことはとても重要です。WCAG にはカラーコントラストや面積などの要件が定められていますが、ユーザーの認知、学習を支援する観点から、私自身はこれに加えて「一貫性のあるフォーカスインジケーターにする」ことも併せて考慮に入れたいと考えています。

ウェブコンテンツのダークモード対応

ウェブコンテンツのダークモード対応は、必ずしも必須というわけではありませんが、ユーザー体験に寄った視点で考えると一定の意義はあると言えます。なお、ウェブコンテンツにおいては CSS のメディア特性 (prefers-color-scheme) を用いることでダークモード対応ができますが、実際にダークモード対応の実装をする場合は、いくつか気をつけておきたいことがあります。

WCAG 3.0 (W3C Working Draft 2021年12月7日付)

W3C にて策定作業が進んでいる WCAG 3.0 (W3C Accessibility Guidelines) の Working Draft が、2021年12月7日付で更新されました。この記事では、以前記事にした First Public Working Draft から、どのようなアップデートがなされているのかを、簡単にご紹介したいと思います。

Making Content Usable for People with Cognitive and Learning Disabilities (W3C Working Group Note)

認知および学習に障害を持つ人々にとって使いやすいウェブコンテンツの作りかたについて、W3C が Working Group Note を公開しています。

WAI-ARIA ランドマークを暗黙的に実装する

WAI-ARIA の Landmark Roles は、現在の HTML では冗長な実装 (ランドマークのセマンティクスを持つ要素の中に、同じセマンティクスの role 属性を併記する) をしなくてもよいことになっています。こうしたいわば暗黙的なランドマークの実装が、PC-Talker をはじめとする日本の各種スクリーンリーダーの使用において実用上問題がないかどうかを、改めて検証してみました。

Natural Language Interface Accessibility User Requirements (W3C First Public Working Draft)

W3C が、自然言語インターフェース (natural language interface) のアクセシビリティについて、ユーザー要求 (user requirements) をまとめ、ドキュメントを公開しています。