悲劇的なデザイン

悲劇的なデザイン — あなたのデザインが誰かを傷つけたかもしれないと考えたことはありますか?」を読みました。

悲劇的なデザイン — あなたのデザインが誰かを傷つけたかもしれないと考えたことはありますか?

デザインがもたらす可能性がある負の側面 (デザインは人を殺す、デザインは怒りをあおる、デザインは悲しみを呼ぶ、デザインは疎外感を与える) に焦点を当て、こうしたリスクはどうしたら避けられるのかを説く本です。個人的には、10年以上前に感銘を受けた 37signals の書籍「ディフェンシブ・ウェブデザインの技術 —「うまくいかないとき」に備えたデザイン、「上手に」間違えるためのデザイン 」的な立ち位置で、それに代わる書籍かな...という興味で本書を読み進めましたが、より俯瞰的な内容で、またアクセシビリティやインクルーシブデザインへの言及も多く盛り込まれていることも含めて、とても好感が持てました。

この記事では、本書を読んで得た学びや感じたことを 、メモとして (引用というよりは私自身の解釈が混じった形ですが) 箇条書きにまとめます。