「ユーザーとの向き合いかた」を深化させるアクセシビリティ (iCARE Dev Meetup #33)

2022年5月18日に開催された「iCARE Dev Meetup #33」に登壇させていただき、『「ユーザーとの向き合いかた」を深化させるアクセシビリティ』というテーマでお話をしました。

開発者をメインターゲットとしたイベントで、テーマが「デザイナー目線のユーザーとの向き合い方」ということで、UX デザインにまつわる様々なセッションが繰り広げられました。この中で私は、ユーザー中心設計 (UCD) のプロセスにおいてアクセシビリティをどうチーム内で共有認識化し、UX デザインを深化させてゆくかについて、「インクルーシブなペルソナ拡張」というフレームワークを用いながらお話をさせていただきました。

折しも、5月第3木曜日 (2022年は5月19日) に全世界で展開される GAAD (Global Accessibility Awareness Day) の前日ということで、個人的には GAAD 前夜祭という意識で、ご参加いただいた皆さんとアクセシビリティについて一緒に考える機会にすることができたかな、と思います。(セッションの最後には「GAAD Japan」および「アクセシビリティの祭典」についてもご案内し、GAAD へのジョインをお誘いしました。)


私の発表以外にも5名の方によるセッションが行われ、組織におけるアクセシビリティの実践、UX マインドの育みかたと心構え、ユーザーとのワークショップ、リサーチにおける認知バイアス (ゾンビのごとし)、無批判にユーザー中心であることへの問題提起、といったお話を聞くことができ、面白かったです。今回このような貴重な機会をくださいました、株式会社iCARE 様には、心より御礼申し上げます。