日本における支援技術の利用状況 (2023年5月〜6月実施の JBICT.Net 調査)
日本国内の視覚障害者の ICT 利用環境向上を目的に活動している日本視覚障害者 ICT ネットワーク (JBICT.Net) が、このたび第3回目となる「支援技術利用状況調査」を実施し、その調査結果の報告書を公開しました。
日本国内の視覚障害者の ICT 利用環境向上を目的に活動している日本視覚障害者 ICT ネットワーク (JBICT.Net) が、このたび第3回目となる「支援技術利用状況調査」を実施し、その調査結果の報告書を公開しました。
W3C の WCAG (Web Content Accessibility Guidelines) の新バージョンである WCAG 2.2 が、2023年10月5日に正式な Recommendation (勧告) になりました。
一般的なウェブサイトのフォームであれば、サブミットボタンは常時有効にしておくのが基本ですが、例外的なケースとして、あらかじめシステム側に反映されている情報を変更するようなフォームでは、サブミットボタンがデフォルトで無効になっているほうが、ユーザーにとって状況の認識が容易である可能性があります。
Stark は、各種ブラウザの拡張機能として、あるいは各種デザインツールのプラグインとして、ウェブアクセシビリティに関する様々なチェックができるようになっています。個人的には、以前愛用していた NoCoffee Vision Simulator の代替として重宝しそうです。
米国の非営利団体 WebAIM が開発しているウェブアクセシビリティ検証ツール「WAVE」で、Tab キーによるフォーカス順序を表示する機能が追加されていたので、ご紹介します。
W3C にて策定作業が進んでいる WCAG 3.0 (W3C Accessibility Guidelines) の Working Draft が、2023年7月24日付で更新されました。以前のドラフトから大きく構成などが変わっているため、この記事では改めて WCAG 3.0 の大まかなアウトラインを捉え直すことを主眼に、まとめてみたいと思います。
2024年4月1日より、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(いわゆる「障害者差別解消法」) の改正法が施行されます。この記事では、ウェブアクセシビリティの観点で、改正法の留意点と課題をまとめてみたいと思います。
「Form Design Patterns — シンプルでインクルーシブなフォーム制作実践ガイド」の制作では、自ら手を動かして EPUB を一から作ってみるという貴重な経験ができました。この記事では、私自身の EPUB 制作過程を振り返りつつ、アクセシビリティに優れたリフロー型 EPUB の作りかたについて、まとめてみたいと思います。
「Form Design Patterns — シンプルでインクルーシブなフォーム制作実践ガイド」電子書籍版 (リフロー型の EPUB) を制作した過程で、いくつかのリーディングシステム (電子書籍の閲覧環境) を用いて表示や動作の検証をしたのですが、ことスクリーンリーダーとの併用について言うと、まだまだ動作が熟れていないのかなという印象を受けました。
W3C が勧告している WCAG (Web Content Accessibility Guidelines) の次期バージョンである WCAG 2.2 が、2023年5月17日付で改めて Candidate Recommendation Draft となりました。この記事では、直前の2023年1月25日版 Candidate Recommendation Draft からの主な変更点と、この時点での WCAG 2.1 からの差分をご紹介します。