改正障害者差別解消法とウェブアクセシビリティ
2024年4月1日より、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(いわゆる「障害者差別解消法」) の改正法が施行されます。この記事では、ウェブアクセシビリティの観点で、改正法の留意点と課題をまとめてみたいと思います。
2024年4月1日より、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(いわゆる「障害者差別解消法」) の改正法が施行されます。この記事では、ウェブアクセシビリティの観点で、改正法の留意点と課題をまとめてみたいと思います。
「Form Design Patterns — シンプルでインクルーシブなフォーム制作実践ガイド」の制作では、自ら手を動かして EPUB を一から作ってみるという貴重な経験ができました。この記事では、私自身の EPUB 制作過程を振り返りつつ、アクセシビリティに優れたリフロー型 EPUB の作りかたについて、まとめてみたいと思います。
「Form Design Patterns — シンプルでインクルーシブなフォーム制作実践ガイド」電子書籍版 (リフロー型の EPUB) を制作した過程で、いくつかのリーディングシステム (電子書籍の閲覧環境) を用いて表示や動作の検証をしたのですが、ことスクリーンリーダーとの併用について言うと、まだまだ動作が熟れていないのかなという印象を受けました。
W3C が勧告している WCAG (Web Content Accessibility Guidelines) の次期バージョンである WCAG 2.2 が、2023年5月17日付で改めて Candidate Recommendation Draft となりました。この記事では、直前の2023年1月25日版 Candidate Recommendation Draft からの主な変更点と、この時点での WCAG 2.1 からの差分をご紹介します。
2019年12月に発売されました監訳書「Form Design Patterns — シンプルでインクルーシブなフォーム制作実践ガイド」ですが、このほど、電子書籍版が発売されました。今回、私自身が手を動かして作業する形で、リフロー型 EPUB を制作してみました。
「Web アプリケーション アクセシビリティ — 今日から始める現場からの改善」を読みました。ウェブアクセシビリティ向上に関する知識やノウハウが、幅広く、かつ詳細に盛り込まれた、いわば「集大成」な本です。ウェブサイトやウェブアプリケーションの設計や開発にかかわる、すべてのデザイナーやエンジニアの皆さんのお手元にあってほしい一冊です。
私の監訳書「Form Design Patterns — シンプルでインクルーシブなフォーム制作実践ガイド」では、各章の冒頭で「この章で解説するフォームの完成形」としてデモページをご用意しておりますが、これまで Heroku で公開していたものを、このたび Render に移行しました。
WAI-ARIA を用いたウェブコンテンツ制作のガイドとして、W3C が ARIA Authoring Practices Guide (APG) を公開していますが、このほど APG で紹介されている UI コンポーネントパターンの実装例において、主要な支援技術のサポート状況が掲載されるようになりました。
デジタル庁「ウェブアクセシビリティ導入ガイドブック」が改訂されています。微力ながら文書の改善に寄与できて嬉しく思いますし、ウェブアクセシビリティ初学者の方々に向けての入門教材として、私自身ありがたく活用させていただきたいと思います。
米国の非営利団体 WebAIM が実施した、「The WebAIM Million」という調査があります。メジャーどころの100万ウェブサイトを採り上げ、ウェブアクセシビリティ検証ツール「WAVE」のエンジンを用いて自動検証を行ない、定量的に傾向を分析する、というものです。2023年2月に第5回の調査が実施されたので、その結果を抜粋します。