そのフォーム入力欄は分割する必要があるのか?
Web サイトの入力フォームで、入力欄が細かく分かれているのをよく見かけます。このように入力欄が分かれているフォームについて、ユーザビリティの観点で少し考えてみようと思います。
Web サイトの入力フォームで、入力欄が細かく分かれているのをよく見かけます。このように入力欄が分かれているフォームについて、ユーザビリティの観点で少し考えてみようと思います。
「ユーザビリティに関する10のヒューリスティクス / Ten Usability Heuristics」のオリジナル版 (1990年) を Jacob Nielsen 氏と共に作った Rolf Molich 氏が、「Usability testing myths (ユーザビリティテストにまつわる誤った通念)」をまとめているので、ご紹介します。
Web サイトにおいて情報をわかりやすくユーザーに伝えるためには、どう文章表現 (ライティング) するかが重要ですが、その考えかたを表わす「Plain Language」という概念があるので、ご紹介したいと思います。
Web サイトのフォーム入力要素に対するラベルの配置 (レイアウト) について考えます。チェックボックスやラジオボタンの場合は「ラベルは右」、それ以外は「ラベルが上」を基本とするのがよいでしょう。
HTML5 では、<input> 要素で使用可能な type 属性値が新たに追加されています。ユーザーが使用するデバイスによっては、この type 属性値に応じた入力しやすいユーザーインターフェース (UI) が提供されるので、「気の利いた入力支援」が可能になります。
Web サイトのフォームの中には、入力必須の項目があります。<label> 要素の中に「必須」と書かれているだけでも実質的にはかなりアクセシブルであると言えますが、せっかくなので、よりセマンティックに (マシンリーダブルな形で) 「必須」であることを表現してみたいと思います。
フォームの各入力要素には、ラベル (項目名) を配置するべきですが、「ただ書いてあればよい」わけではありません。<label> 要素を用いて、セマンティックに (マシンリーダブルな形で) マークアップしましょう。
プレースホルダーとは、入力フォームの記入欄 (テキストボックスやテキストエリア) の中に記述することができる、入力に関するヒントを示したテキストです。このプレースホルダーのありかたについて、考えてみたいと思います。
ユーザビリティのガイドラインとして、サイトマップのページを設けることは必須である、という話を聞いたことがある人も多いと思います。果たして本当に必須なのか、それがないとユーザビリティが阻害されるのか、考えてみたいと思います。
Web コンテンツ本文を画像ファイルによって表現しているサイトを時折見かけますが、その問題点について考察します。