アクセシビリティ要件「色だけに依存しない」を検証できるパソコン (Mac / Windows) のグレースケール表示
ウェブコンテンツのデザインにおいては、グレースケール表示でも、情報が十分に識別できる必要があります。この要件を満たしているかを検証するツールとして、おそらくもっとも手軽なもののひとつは、パソコンの OS 設定で画面全体をグレースケール表示させることでしょう。
ウェブコンテンツのデザインにおいては、グレースケール表示でも、情報が十分に識別できる必要があります。この要件を満たしているかを検証するツールとして、おそらくもっとも手軽なもののひとつは、パソコンの OS 設定で画面全体をグレースケール表示させることでしょう。
色覚特性を疑似的にシミュレーションできるツールは、デスクトップアプリケーション、ブラウザ拡張機能、デザインツール内の機能、などいろいろありますが、Chrome の場合、実は開発者ツールの中に標準で色覚特性のシミュレーション機能が備わっています。
「インクルーシブなペルソナ拡張」の英語版 (Inclusive Persona Extension) について、広く海外の UX デザイナーにも使っていただきたく Medium で紹介記事を執筆し、このほど UX Collective が運営する「Bootcamp」というパブリケーションに掲載いただきました。
米国の非営利団体 WebAIM による、恒例のスクリーンリーダー利用者調査 (第9回) の結果が発表されました。調査結果の中から私自身が興味深く感じた事項を中心に、スクリーンリーダー利用に関するトレンドについてまとめたいと思います。
2018年にリリースしたデザイン支援ツール「インクルーシブなペルソナ拡張」について、このほど英語版を制作しました。また、今回の英訳に合わせて、日本語版も含めて、諸々アップデートしました。
Instagram は写真投稿を Facebook にシェアする (ニュースフィード上に写真を埋め込む) ことができます。その際、Instagram で入力した代替テキストも併せて継承され、Facebook ニュースフィードに反映されるのが望ましいと言えます。最近、このあたりの改善が見られたので、詳細を調べてみました。
モーダルウィンドウのアクセシビリティについて改めて調べていたところ、aria-modal という WAI-ARIA の属性が気になりました。実際、ユーザーエージェント (ブラウザとスクリーンリーダーの組み合わせ) で、どのような挙動になるのかを試してみました。
W3C が勧告している WCAG (Web Content Accessibility Guidelines) の次期バージョン、WCAG 2.2 の Working Draft が、2021年5月 (13日と21日) にアップデートされました。この記事では、今回の Working Draft のうち、現行の WCAG 2.1 から追加されている達成基準を改めて私訳しなおす形で、ご紹介します。
2021年5月20日に開催された「GAAD Japan 2021」に登壇させていただき、『あなたのウェブサイトのアクセシビリティ、一括自動テストしてみませんか? (Puppeteer で「axe」を実行するお手軽スクリプトのご紹介)』というテーマでお話をしました。
米国の非営利団体 WebAIM が実施した、「The WebAIM Million」という調査があります。メジャーどころの100万ウェブサイトを採り上げ、ウェブアクセシビリティ検証ツール「WAVE」のエンジンを用いて自動検証を行ない、定量的に傾向を分析する、というものです。2021年2月に第3回の調査が実施されたので、その結果を抜粋します。